ガラス焼結体(オーダー生産)products

低融点ガラスの鉛フリー化や極小製品にも対応、試作の問い合わせも大歓迎です

ガラス焼結体の魅力

  • 高温環境下でも性能を維持する高い耐熱性
  • 電子機器の信頼性を確保する優れた電気絶縁性
  • 酸やアルカリに対する耐性が高い化学的安定性

活用のポイント

  • 安価に小ロットから量産まで対応可能
  • 低融点ガラスは鉛フリーにも対応
  • 独自の高密度焼結技術で気泡を抑えた製品も提供
  • 極小製品は金型肉厚0.13mmで厚さ1mmの製品まで対応可能
  • 大型製品は最大φ100mmまで対応可能
  • 専門メーカーならではの知識と経験でさまざまなご相談に対応
アップ
グレード

気泡を抑えて絶縁性UP!長窯の高密度焼結

粉末ガラスの焼結体に含まれる気泡は、絶縁性を低下させる要因となります。長窯の高密度焼結なら気泡を大幅に抑えた高い透明度と安定した性能を持つガラス焼結体を製造できます。品質の向上やより安定した性能を求める方は、ぜひご相談ください。

対応製品

  • シールガラス

  • 封着用ガラス

用途例

自動車・家電向けサーミスタ/シーズヒーター用封口材/時計向け水晶振動子の部品/室外機の圧力センサーの部品/ファンヒーターの部品/光電子増倍管/ガスセンサ/流量センサー(液体・気体)

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ガラス焼結体が
できるまで

ガラス焼結体は、成形時の圧力や焼結時の温度・時間によって寸法が変化するため、高度な技術が求められます

  • 01

    金型設計
    新規製品の場合など、お客様の要求を満たすために成形金型を設計します。
    また、粉末成形では、焼結後の収縮を考慮した金型設計が必要です。
  • 02

    粉末ガラス購入・測定
    要望に合った粉末ガラスをメーカーから購入します。試作品や開発品の場合は、支給された粉末ガラスを使うこともあります。
    その際、粉末ガラスの特性をさまざまな測定器で調べます。
  • 03

    粉末処理
    粉末ガラスは製品の特性に合わせて処理を行います。
    通常はバインダー(結合剤)を混ぜて成形しやすい状態にします。
    この加工された粉末を『顆粒』と呼びます。
  • 04

    粉末成形
    製品図面をもとに金型や成形条件を決定し、
    製品に適した顆粒をプレス機で成形します。
  • 05

    焼結
    高温の炉でバインダーを揮発させ、さらに高温にすることでガラスの粒子同士を結合させます。気泡を抑える『高密度焼結』の技術も保有しています。

イメージ図(青:ガラス/オレンジ:バインダー)

  • 〈粉末処理〉

  • 〈粉末処理〉

  • 〈粉末成形〉

  • 〈焼結〉

  • 06

    洗浄
    焼結時、焼結体になる過程で付着したパーティクルを
    超音波洗浄で洗い落とします。
  • 07

    検査・出荷
    最終検査では、外観確認や外径・内径などの寸法測定を行い、
    問題がないことを確認した上で梱包・出荷します。

※上記は基本的な流れとなります。製品によって異なります

品質管理

長窯では高品質なガラス焼結体を提供するため厳格な品質管理を実施しています

  • 専門の設備

    専門の製造設備と検査機器を導入して高い品質を維持しています

  • 専門のスタッフ

    独自の社内認定資格を導入し、資格を取得した技術者が品質管理を担当しています

  • 認証と基準

    国際的な品質基準ISO9001取得のほかRoHS指令やREACH規則など環境規制にも適合した製品を提供しています

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